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『海は見えるか』43

JUGEMテーマ:小説/詩


東北メディカル・バンク構想を被災者に納得してもらうため(=これは復興なのだという説得材料として)、機構では、そこで研究する若い研究者を対象に、「一年の内、4ヶ月を被災地の地域医療の支援に、8ヶ月を機構内での研究に従事させる『循環型医療支援システム』」を取り入れています。
 これは、元々地域医療が脆弱で慢性的な医師不足だったのに加え、被災したことで圧倒的に医療従事者が足りない被災地にとって垂涎の制度です。
 
 さて、これをどう考えればいいのか。
 ゲノム研究の支援をすると言っても、血液サンプルを少し多めに採取されるだけで、実害はない。その代わり、地元に若い医師が来てくれるのであれば、それはいいことじゃないか。
 
 この選択については、部外者がとやかく言うことではありません。
 ただ、ここで敢えて一つだけ重大な指摘をします。
 それは、人間を対象とした医学研究の倫理指針として知られる「ヘルシンキ宣言」の存在です。同宣言では「不利な立場または脆弱な人々と地域社会を対象とする研究について」の慎重さを求めています。
 東北メディカル・バンク構想は、この宣言に抵触していないのでしょうか?
 

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