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『海は見えるか』39

JUGEMテーマ:小説/詩


「震災は、30年先の東北が、突然今来ただけ」
地元出身で、肉親と職を失いながらも地域復興を願ってボランティア活動を続けている30代の男性から聞いた話です。
過疎が進み、若者が働く場所が少なく、皆故郷を出て帰ってこない。
震災が起きる前から、被災地は似たりよったりの状態でした。
そして、津波が全てを破壊し、そのまま再開できない事業所も少なくありません。
彼の言葉は、将来、過疎化の行き着く先が今やってきただけだという意味だけに、聞いた時ずっしりと重く響きました。
「元に戻してもらっても困るんですよね。だから、少しでも地元の人の暮らしにプラスになることを、自分たちが主人公として被災地の未来を考える努力をしなければならない」
彼はその後も、防潮堤反対運動を続けています。
「海が見えない」のは、復旧ですらない。津波被害を受けない方法は他にもあるので、美しい浜をそのままの状態で残したいという運動を続けています。
 

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