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『海は見えるか』37

JUGEMテーマ:小説/詩

そもそも震災復興とは、何を指すのでしょうか?
 被災地を災害前の状態に戻すのは、「復旧」という言葉の方が正確でしょう。
 では、「復興」とはどんな状態か?
 元に戻すだけではなく、より豊かな賑わいをもたらして初めて復興と呼ぶことができるのではないでしょうか?
 スクラップ&ビルドという言葉があります。これを創造的破壊という言い方をすることもありますが、復興にはそういう意味が込められているはずです。
 
 では、実際はどうか?
 そもそも政府が「復興」を語る資格はない思います。
 そんな計画は、片鱗もない。それどころか元あった文化や風土を無視してコンクリートの無機質な街を作ればいいと考えたふしがあります。
 これは復興どころか、復旧とも呼べない。
 でも、それを指摘するメディアはなく、この五年間、ずっとメディアも「復興」が進まないと嘆いてきました。
 では、メディアが指す「復興」とは何か。それを明確に説明したのを聞いたことがありません。
 街が賑わうための新たな産業を興すつもりもなく、ただ沿岸を防潮堤で塞ぎ、沿岸地域を何メートルもかさ上げする。そうすれば街が豊かに賑わいを取り戻す。
 誰も信じられないことを、我々はこの五年間、ずっと「復興」と呼んできた気がします。
 

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