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『海は見えるか』28

JUGEMテーマ:小説/詩


『海は見えるか』を始めるに当たり、一番心を砕いたのは、震災二年目をどう描くかでした。
 地震と津波の爪痕が残り、誰もが心の傷を抱えた状態の1年目とは異なるテーマがなければ、続編は単なる惰性で終わります。
 『海は見えるか』を書く必然性が絶対に必要でした。
 
 続編を書くと決めた段階で、漠然としたイメージはありました。
 1つは、被災地という本来は非日常の場所が、日常となったことで何が起きたのか――
 一向に復興しない被災地ではあっても、人々は日々生活を取り戻していきます。
 しかし、それはまだかりそめの生活です。なのに、あまりに遅い復興のために、そのかりそめが本当の生活だと割り切らなければならない時が来ます。その時、人々はどうするのかを考えたいと思いました。
 
 もう1つは、一年目は表面化しなかった心の問題やそもそも復興すべきものの正体をどう物語として結実させるか――です。
 
 ある意味、『そして、星の輝く夜がくる』よりも地味になるかも知れない。
 でも、もっと小説でしか描けないものが生まれるのではないか?
 
 恐る恐る原稿に向かいました。
 

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