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『海は見えるか』23

JUGEMテーマ:小説/詩


 東日本大震災が起きた直後から東北では「忘れないで」という言葉を目にしました。
 風化を気にしている言葉ですが、さすがに驚きました。
 まだ、発災直後で誰も忘れるどころか、日本人のみならず世界中の人たちが、日々心配し何か出来ることがないだろうかと思い巡らせていた頃です。
 同時に「風化」という言葉も、発災数ヶ月で頻繁に使われるようにもなってきました。
 
 なぜ、そんなムードになるのか。明らかに過去の災害よりもはるかに多くのボランティアが参加し、メディアの扱いも史上最大だったにもかかわらずです。
 
 おそらくそこに東北の気質というか、「いずれ、忘れ去られていく」という諦めがあった気がしてなりません。
 風化を止めることは誰にもできません。記憶も日々薄れていくのが当然です。
 忘れることで、救われることもたくさんあります。
 しかし、当事者が「忘れないで」と悲痛の叫びに似た言葉を口にするというのは、辛いことです。
 大切なのは、当事者が忘れたくないこと、大切な想い出を「忘れない」と思うことではないのでしょうか?
 それと同時に「忘れないで」という言葉を無下にせず、そういう思いを既に被災地の人が抱いているという事実を受け入れることが大切だとも思いました。
 

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