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  • 2016.04.16 Saturday
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熱きヴァイオリンに圧倒され

 取材でお世話になったヴァイオリニストの吉田直矢さんのリサイタル【VOILIN DE NIGHT VOL.23】にお邪魔した。
 クラシックの専門家ではないが、私なりに「凄いライブ」という定義がある。
 演奏者の魂と人生がほとばしり、聴衆を釘付けにするような時間だ。
 時にそれをグルーヴと呼び、時にスピリチュアルと呼ぶかも知れないが、吉田さんのライブは、自らがヴァイオリンに注ぐパッションが弾け飛んだ2時間だった。

 「原点に帰ってクラシックに選曲を絞った」とMCでおっしゃっていたが、何れもが激情的な超絶曲がズラリと並び、聴く側が息をするのを忘れてしまいそうなほどだった。
 何れ劣らぬ衝撃を受けたのだが、私自身はエルガーの「ヴァイオリンソナタ 第1楽章」が心に染みた。強さだけではない切なさというか、哀しさが音色に織り交ぜられ、一筋縄ではいかない人生そのものを感じさせてもらった。

 新作の準備や諸事に謀殺されるだけではなく、しがらみやままならない人間関係に相当参っていたこともあって、彼のライブは私から、嫌な憑き物を落としてくれた。

 クラシックの王道から音楽家としての道をスタートさせながら、様々な可能性に挑む吉田さん。この日のライブは、彼のこだわりの真髄に触れた気がした。

 音楽とはパッション、情熱こそが人の心を揺さぶる源――。
 自戒を込めて、改めてそう感じさせられた熱い夜だった。

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