結実と挑戦の年に……謹賀新年

  新年あけまして おめでとうございます

 昨年も、多くの皆様からご支援を戴き、千鳥足ながら小説家稼業を続けられることが出来ました。
心よりお礼申し上げます。

 この2年、単行本の発表が年1作のペースになってしまい、駆け出しの物書きとしては不甲斐ない状態が続いております。しかも昨年は、長編小説を発表できないという不甲斐ない一年でした。
 言い訳は山のようにあるのですが、一言で言えば、私自身の精進が足りないに尽きます。

 気が付くと早デビュー6年が経ち、勢いではなく覚悟と熟考を持った作品づくりを目指さなければならないと考えることが多くなってきました。
 そして、何よりも自らの思いや怒り、驚き、そして希望を小説家としてしっかりと訴え続けなければならないと心に強く思うようにもなりました。

 そんな決意を胸に、今年は作品を単行本として発表することにこだわりながら、より真っ正面から問題提起ができる一年でありたいと思います。まずは、一昨年から格闘を続けている書き下ろし作品を春には、そして宿願だった政治小説も夏頃にはお届けしたいと思っております。

 希望という言葉ばかりが氾濫しながら、現実の未来は混沌と諦めばかりが蔓延している嫌な時代です。そんなときこそ、行動を伴う言葉の力が大切になってきます。小説というエンターテインメントの世界から、責任を持った発言と行動を積極的に挑み続けて参ります。

 本年もよろしくお引き立て下さい。

 そして、皆様にとっても良い年でありますように!

                                          2011年1月1日 
                                                    
真山仁拝
 


今年のキーワードは「3K]

皆様
 あけまして おめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。


 さて、昨年は「ハゲタカ」で始まり、「ハゲタカ」で終わった怒濤の1年でした。
 私にとっても予想がつかない日々の連続で、戸惑いながら背中を押す勢いに身を委ねていたような1年だった気がします。

 今年は小説家であることにこだわる1年でありたいと思います。
 結果的に昨年は、多くの読者の方に、「真山仁」なる小説家を知って戴く機会を得ながら、新作を発表できなかったという忸怩がありました。
 また、小説を書く楽しさと共に苦しさや難しさも痛感させられました。

 その成果を今年は結実せねばならない!
 と心に期しております。

 そこで、今年は3つの「K」にこだわろうと思います。
 果敢に、寡黙に、敢然と!
 ひたすらに小説書きに徹する!

 個人的には、「寡黙に」が一番守れないかもと不安を抱きつつ、日々この誓いを胸に精進していければと思っております。
 どうぞ、従前以上のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 最後になりましたが、みなさまにとっても今年が、飛躍と実り多き年でありますように心から祈念申し上げます。

 
 
 
JUGEMテーマ:小説/詩



『虚像(メディア)の砦』文庫化!

 2005年夏に発表した『虚像(メディア)の砦』の文庫が、講談社文庫より刊行された。
 私にとっては、『ハゲタカ』に続くデビュー第2作となる。
 「メディアの問題に挑みたい」という想いがデビュー前からあり、その想いを形にしたのだが、想いの強さに振り回されて苦心惨憺した作品だった。

 テレビが変質し、気がつくと我々は大なり小なりテレビに踊らされ始めた。そんな危機感と焦燥感を込めて、報道、バラエティ、そして企業としてのテレビ局の在り方に切り込んだのだが、果たしてその成果は如何。

 文庫化に当たり、今回は、エピローグの最後の節を変えた。
 通常なら改訂版と呼ぶのだろうが、実は今回の方が初稿段階のもので、いわばオリジナル版に戻したという形だ。
 再読してみて、本作にはこちらの方が相応しいと感じての変更だったのだが、読者の方にはどう受け取ってもらえるか……。 

 

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